今日は,暑かった~!!!
こんな日は,ベランダでビールだ!最高だね!!
今日のビールは,キリンのSPRING VALLEY 豊潤496です。
私が,ジョッキでグビグビ飲む生ビールで好きなのは,サッポロクラシック!!道民はこれを挙げる人,多いと思うな。すご~く暑い日には,喉ごしキリッとアサヒスーパードライもいい(アサヒビール工場見学も大好きです)。どちらもラガービールです(大手メーカーさんのビールのタイプは,クセがなく万人ウケするラガータイプがほとんどです)。
で,クラフトビール好きとしまして,クラフトビール的な面白いビールをつくる大手ビールメーカーさんを挙げるとすると,間違いなくKIRINだと思います。銘柄を挙げるとすると,KIRIN一番絞り(ラガータイプ)・・・も,もちろんよいけれど,今言っているのは,そっちではなく,GRANDKIRIN IPAとかのほうね。コマーシャルとかしていないからまだマイナーなのかな。
コマーシャルを積極的にするビールって万人受けするクセのないビールでしょ?そんななか,クラフトビールっぽいよさがあって,コマーシャルもよくしていてメジャーなビールになってきたのがSPRING VALLEY 豊潤496なのです。
IPAとIPL
SPRING VALLEY 豊潤496は,ホップの香りをしっかり楽しめるビールです。ビールの種類は,IPLです。IPA(インディア・ペール・エール)は有名ですが,IPL(インディア・ペール・ラガー)というのは最近できたビールの種類です。
IPA・・・まだエールタイプ(上面発酵)ビールしかない時代のイギリスで,植民地のインドに滞在するイギリス人に送るためにつくられたビール。輸送中の腐敗防止のためにホップを多くしたビール。現在は,腐敗防止というより,ホップの香りを楽しむためのビールとなっています。エールタイプの特徴として,酵母が出す香りにも個性があるので,ホップと酵母の両方の個性を味わうことができる。
IPL・・・IPLは,ラガータイプ(下面発酵)のビールで,IPAのように,ホップをたくさん使ってホップの香りを楽しむラガービールです。酵母の特徴をあまり出さないラガービールだからこそ,ホップのよさをより引き立てることができるのが,IPLのよさかなと私は思っています。
SPRING VALLEY 豊潤496
私にとって,IPAは,爽やかな夏のイメージのビールですが,このIPLは・・・。缶の色もそうですが,中身も琥珀色です。麦芽をまあまあ焙煎しているのでしょうね。麦芽が,ほどよく存在感を示しコクという土台をつくり,そこに,ホップの香りがしっかり乗っかっています。うん,美味しい。ビールには,種類によってその個性を最大限に出すグラスがあります。今回は,きちんと専用のグラスでいただきました!!
付け合わせは・・・初物!仁木町のサクランボ!!夏ですね~!!
さて,SPRING VALLEY 豊潤496が今年の3月に発売されたとき,キリンSPRING VALLEYっていう響きに覚えがあり,思い出したのです。あ,私,ここ行ってるわ!!と。そう,代官山にあるキリンの「ビール工房兼レストラン」の名前でした(コマーシャルもこの中で撮影していますよね)。
昔,アメリカ人のウィリアム・コープランドさんが横浜につくった醸造所がSPRING VALLEYで,キリンは,のちに,その土地を彼の意志とともに引き継いだのだとか。横浜にも,SPRING VALLEY 横浜がありますね。今度行ってみよう!!で,代官山のSPRING VALLEY 東京に行ったときの写真を今日みつけ,新たな発見が!!あれ?私,このときすでに496を飲んでいる!!!
どおりで,味に覚えがあったんだ~・・・ウソです笑。あのとき,もう,いろんな種類をたくさん飲んで,楽しくって,何を飲んだかなんて覚えてない~!!!
いや,待てよ,SPRING VALLEY 496って,瓶ビールで,もっと前からあったよね。私,それも買って何回か飲んでるわ~。別物だと思ってた~。いろんな記憶の点と点がつながって,ちょっと感激!!まあ,きっとこの缶タイプのSPRING VALLEY 豊潤496が完成するまでに,マイナーチェンジをしているのでしょうけれど。
札幌の青空の下,ビールを飲みながら,はやく旅行して,いろんな土地のビールを飲みたい~と強く願ったのでした。コロナよ去ってくれ~!!