豚汁が好きです。でも,「豚汁をつくろう!」と準備していたわけではないので,あり合わせの物で豚汁もどきをつくりました。本当なら,これにお豆腐やつきこんにゃくも入れます。
じゃがいもを入れ忘れていて,あとからレンジでチンして足しました。ちょうど家にあったじゃがいも4品種,すべて男爵系・・・でも,チンして加えると煮崩れしないからちょうどよかった。怪我の功名ですね。
豚汁なら,白飯!といきたいところですが,ふだんから麦とか発芽玄米とか十六穀米を混ぜてよく炊きます。今回も冷凍していたのが十六穀米だったのでそれを。これは自分しか食べないしね。私は好きですけどね雑穀米。身体にいいというだけの理由ではなくて,味も好き。でもどちらかというと男性って嫌がる人多いですよね・・・どうしてかな?
豚汁のときには,豪華なおかずはいらない。そのようなおかずと豚汁はケンカします。逆に,存在感のある豪華なおかずのときには,汁物はあっさりがいい。
今回は,ご飯を進めさせる役割の漬け物を。
三升漬は,10月頭に仕込んだ物です。
三升漬
三升漬は,北海道や東北地方の発酵食。なんばん(青唐辛子)・麹・醤油を同分量で漬けます。一升ずつ三升漬けたから三升漬と言います。
これね,油断してなんばんを素手で扱って次の日,痛い目にあいました。本当に,痛かった。手が,火傷したような痛さ。それまでは,そんな目にあったことなかったのですがね。
それもそのはず,今回のなんばんは食べてみると,ビックリするくらい辛(から)かった。辛いというより本当に口の中が痛い。辛い(からい)と辛い(つらい)が同じ漢字というのも頷ける(笑)。
1ヶ月たってようやく辛みもいくらか和らぎ,麹の甘味もでてきて食べられるようになりましたよ。普通なら2週間目くらいから食べられるんですけどね。
冷や奴にもいいですね。パスタにも・・・和風ペペロンチーノ!
栄養バランスのとれた一汁一菜の朝食でした!
発酵研究家/発酵翻訳家/発酵料理人:土方夕暉(札幌)~発酵への探究心と発酵愛は北海道No.1!と自負(^^)/