本日は,冬至です。一年のうち,昼の時間が最も短い日ですね。
すぐ暗くなるというのは本当に嫌ですし,この時期は,太陽が低いので昼間も暗い。でもですね,北海道の場合,冬至より前のほうがもっと暗~い感じがします。冬至の頃は,毎年だいたい根雪になっています。そう,根雪になると雪の白さの反射でちょっと明るくなった感じがするんですよね。今年も,ここ数日ですっかり根雪になったので,少し明るいです。
今日は,家の中でぬくぬくと昼過ぎまでパソコンに向かって仕事の打ち合わせなどを。昼過ぎてから「冬至だ!」と気づき,あわてて南瓜を買ってきましたよ。古くからの日本の習わしのようなものは大事にしたい性分です。
なぜ冬至に南瓜と小豆?
南瓜は,冷蔵冷凍技術がない昔でも常温で保存できるため冬に食べることができた野菜であり,追熟して特に冬至の頃が美味しく食べられる時期なのだそう。栄養満点で風邪の予防ができるから,これからまだまだ寒くなる冬至にもってこいなのですね。
また,小豆を食べる理由としては,小豆のような赤い色は,厄を払い運気を呼び込むのだとか。ああ,だから鳥居は赤いのね。
そこで,よく「南瓜と小豆のいとこ煮」を食べますよね。母もよく作ってくれました。
が,実は私,これ,それほど好きではないのね(母の腕が悪いわけでないのよ^o^)。南瓜はまあまあ好き。小豆煮の類い(汁粉やあんこ)も,まあまあ好き。でもなぜか合わせるのはあんまり・・・^^;嫌いとまではいかないけれど,好んで食べたいとは思わないくらいな感じ。
で,いくら縁起物とはいえ,好んで食べたいと思わないものを自分で作る気にはならず,どんなものなら作ってでも食べたいだろうと考え,今回は,ケーキにしちゃいました(^^♪
名付けて冬至ケーキ!!
上段~南瓜のムース(南瓜・生クリーム・牛乳・クリームチーズ・砂糖・ゼラチン)
中段~小豆煮ゼリー(小豆煮・ゼラチン)
下段~市販のRITZ&溶かしバター
これね,けっこう適当にその場の思いつきで作ったのですが,めちゃくちゃ美味しかった~!これまで食べてきた「南瓜と小豆(あんこも含む)を組み合わせたお菓子」のどれよりも美味しい!!!
自画自賛ですよ(笑)!
レシピはなんとなくメモしながら作ったので,今度きちんとまとめようと思います。
合わせたお茶は,阿波晩茶です。乳酸発酵のお茶です。私は,このお茶が好きで,頻繁に飲んでいます。乳酸菌のやわらかな酸味と野草のような自然な香りにホッとします。
冬至ケーキに加えたクリームチーズも乳酸発酵ですね。
乳酸菌よありがとう♪
今日がいちばん日が短いということは,明日から少しずつ日が長くなっていくということ。
嬉しいな♪
寒くはなるけどね(>_<)。
発酵研究家/発酵翻訳家/発酵料理人:土方夕暉(札幌)~発酵への探究心と発酵愛は北海道No.1!と自負(^^)/