好評のヨーグルトケーキ。今回は,キウイを使って作りましたよ。以前は,レモンやオレンジで。
知らないで食べるとクリームチーズかな?と感じますが,ヨーグルトですので,カロリーもチーズケーキより低めです。
↑断面写真でわかるように,キウイ・ヨーグルトクリーム・スポンジの構造になっています。
ヨーグルトクリーム部分だけ作り方を知っておけば,それだけ食べても美味しいですし,あとは自由に自分流にアレンジできると思いますので,紹介しますね。
ヨーグルトクリームの作り方
〈材料〉(写真の量~直径15㎝のセルクル1個分の量)
A
ヨーグルト ……200g
グラニュー糖……50g
ゼラチン …………8g
レモン汁 …………3g
国産レモンの皮すり下ろし …1個分
グランマニエ,コアントローなどのリキュール類 ……3gくらい
※レモンの皮を使う際には,国産を使います。外国産のほとんどに,長い輸送期間でのカビの発生をおさえるた
めにイマザリルなどの防カビ剤(防ばい剤)が使われています。これは,人体にとって有害です。
※リキュール類は,使うフルーツに合わせてお好みで。加えなくても大丈夫
生クリーム……150g
〈作り方〉
① ボウルにAを入れ、湯煎にかけてホイッパーで混ぜながら40℃ くらいまで上げてゼラチンと砂糖を溶かす。
② 別のボウルに生クリームを入れて、氷水にボウルをつけながらホイッパーで7分立てにする。
③ ①を②の氷水につけて、ゴムベラで混ぜながら15℃ まで下げる。
④ ②に③を3回に分けて加えて,ゴムベラでしっかり混ぜ合わせる。
⑤ 好きな型に④を流し込み、冷蔵庫で冷やして出来上がり。
〈アレンジ〉
(1) 5号型で焼いたスポンジを高さ1.5㎝にスライスして、上面にシロップを打っておく。(余ったスポンジは・・・楽しんで下さい♡)
(シロップ:水…50mL グラニュー糖…大さじ1 グランマニエやコワントロー…数滴 を鍋にかけて、沸騰したら火を止めて粗熱をとる。)
(2) セルクルに(1)を入れ、その上にヨーグルトクリームを流し込み、冷蔵庫で冷やす。
(3) セルクルの表面を温めて(バーナーや熱い湯につけたふきんなどを使って)セルクルを外す。 ※火傷に気をつける。
(4) 好みのフルーツを飾って出来上がり。
★写真のキウイバージョンは,上下逆さにして作っています。底面にキウイをしきつめて,ヨーグルトクリームを流し入れて,スポンジで蓋をして冷やす方法です。
甘さ控えめで,爽やかなケーキです。おやつで乳酸菌をたっぷり摂取できるのも嬉しいですね♪
レモンバージョン↓
こちらのヨーグルトクリーム部分には,もっと柑橘系の香りを強めたかったので,グランマニエではなく,「まるごと完熟高知ゆず」というお酒を20g(多め)使っています。
画像クリックでリンクします↓↓↓
小さいセルクル使用だとこんな感じに↓
いろいろアレンジを楽しんでみて下さい。透明のゼリーカップでつくるのもカンタンで可愛らしいですね♡。
発酵研究家/発酵翻訳家/発酵料理人:土方夕暉(札幌)~発酵への探究心と発酵愛は北海道No.1!と自負(^^)/