本日,仕事に使うフルーツヴィネガー(果実酢)を仕込みました。
フルーツヴィネガーは,2タイプあります。
1.フルーツを原料としてつくった酢
これは,リンゴ酢やワインヴィネガー,バルサミコ酢がそれにあたりますね。フルーツに酵母菌が繁殖し発酵して酒になり,そこに酢酸菌が入り込み発酵して酢になります。
家でつくるとなると,途中の過程に酒造りがあるので,酒税法違反のグレーゾーンですね。
2.酢にフルーツのエキスを加えたもの
これは,販売もされていますが,家でも簡単につくることができます。今回つくったのは,こちらのほうです。
身体に良い酢を美味しく摂取できるよさがありますね。見た目がキレイなのも嬉しい。
作り方
作り方はかんたん。材料は,お好きなフルーツ1:氷砂糖1:お好きな酢1の割合で用意。消毒(煮沸もしくは,キッチンアルコールで)した瓶にフルーツと氷砂糖を交互に詰めて(一番上は氷砂糖にしてフルーツが空気に触れないようにしてあげます),最後に酢を加えるだけ。常温保管で,ときどきかき混ぜて凍り砂糖を溶かし,1週間ほどで完成です。完成したらフルーツを取り除き,冷蔵保存します。酢そのものは,一生腐りません。そこにフルーツも加わっているため,酸性度が弱くなるので,一生とまではいきませんが,かなり日持ちします。でも一ヶ月くらいで使い切るのがよいかな。
いろいろと仕込みましたよ。
こちらは,パイン&レモンヴィネガー(私はこれがいちばん好き!!)
今回使ったのは,穀物酢です。スッキリとしてクセがないのでフルーツのよさが引き立ちます。まろやかな感じが好きなら米酢を。よりフルーティーがお好みならばリンゴ酢を。
この他に,バナナと黒糖と黒酢でも仕込みました。バナナくらいの濃厚で甘味の強い果物であれば,個性の強い黒糖や黒酢も合います。
完成が楽しみです。キレイだなあ・・・。実は,1つフルーツヴィネガーではないものが!!!
実は,↑梅酒が紛れこんでおります笑笑。青梅には毒があるので,梅酒は,ウルーツヴィネガーと違って,三ヶ月くらい待たなければなりません。時間とともに,毒素は消えていきます。
1週間後が楽しみ!!(梅酒はまだまだ・・・)