2色のニンジンと5色のパプリカ,そしてマイクロキュウリが手に入ったので,ピクル酢を作りたくなりました。
ピクルスとは
ピクルスとは,西洋の漬け物ですね。すご~く大きく分けて,①野菜などを塩水に漬けて乳酸発酵で酸っぱくした漬け物(ドイツのザワークラウトなど)と,②野菜などを酢につけた漬け物の2パターンあります。今回は,②の方を作りましたよ。区別して「ピクル酢」とします。酢も,もちろん発酵食品。酒に酢酸菌が繁殖して酢酸という酸を出してくれることによって酢になります。ワインならワインビネガーになるし,日本酒なら米酢になります。酢は酸性度が強いので,腐りません。だから酢に漬けた野菜も腐りにくくなります。ピクル酢は昔ながらの保存食というわけです。
ピクルス液
〈材料〉蒸発するので700~750mLくらいかな?
穀物酢400mL/白ワイン200mL/水100mL/砂糖80g/塩 大さじ1
〈作り方〉
材料をすべて鍋入れ,火にかけて5分ほどクツクツ煮立たせてアルコールを飛ばして出来上がり。
〈使い方〉
ピクルス液が冷めたら,用意していた野菜に注ぐ(瓶は消毒しておく)。お好みでニンニクや鷹の爪,粒胡椒などを加える。2日~1週間ほどで出来上がり(漬ける野菜によります)。
☆今回は,以下A.B.C.の3種類に( )の量のピクルス液を使いました。
A.ニンジン2本分(150mL)
B.小さめパプリカ5個の半量分(150mL)
C.マイクロキュウリ約40個と玉ネギ(小)1個分(300mL)
人参やパプリカのピクルスは,そのままポリポリ食べます。マイクロキュウリと玉ネギのピクルスは,サンドウィッチやタルタルソースに加えると絶妙に美味しい!!
ハンバーグプレートに隠れピクル酢
さてさて,先日おじゃましたおしゃれなハンバーグレストランで,キュウリのピクル酢が出てきました!!実は,この山盛りのサラダのいちばん下に埋もれていたのです。キュウリ1/4本分,丸ごとのピクル酢。隠しているところが粋ですね。
ちなみに,欧米で一般的なピクルスに使われているキュウリは,ガーキンと呼ばれる8㎝ほどのメキシコ原産のキュウリです。
ああ,ガーキンたっぷりのハンバーガーが食べたくなってきた!!