HBC「今日ドキッ！」に出演～腸活料理２日目

本日も，HBC北海道放送さんの「今日ドキッ！」に出演（収録です）。

家事チャレコーナー「腸活料理」２日目でございます。

アナウンサーの波多野さんのハチャメチャぶりに，テレビを観ながら「そうだった，そうだった」と思い出して，吹き出しっぱなしでした。ニュース原稿を読むときの凜々しさとのギャップが面白すぎます！！

さて，すみません。また，変な登場しました（曲：キューピー３分クッキングのテーマ）。これを使ってくれるＨＢＣさんの懐の深さ・・・感謝です。

今日ドキッ！～家事チャレ「腸活料理」

自己紹介。いろいろ資格取得しましたが・・・

今日ドキッ！～家事チャレ「腸活料理」　自己紹介

頭の中は「発酵」です。私，発酵オタクで発酵翻訳家ですから！！何時間でも発酵の勉強をしていられます。

今日ドキッ！～家事チャレ「腸活料理」　自己紹介

さて，本日の腸活料理でも菌をたくさん摂取していきましょう！！

本日は，「菌たっぷり腸活トマト鍋」です。詳しい作り方は，番組ホームページhttps://www.doki-life.com/posts/11480640/で紹介されていますので，ここではざっくりと。

まず行うのは，鶏ムネ肉の下ごしらえです。

今日ドキッ！～家事チャレ「腸活料理」　最初に鶏ムネ肉の下ごしらえを

今日ドキッ！～家事チャレ「腸活料理」　鶏ムネ肉の繊維の入り方を確認し，繊維を断つように切る

鶏ムネ肉は，繊維を断つように切るのがポイントです。そうすることで味が染み込みやすくなります。

切るときはハサミを使えばあとが楽です。鶏肉を包丁で切ったあとのまな板は，食中毒を起こす危ない菌（サルモネラ菌など）がまな板の傷などに入り込んでいるので，洗うのに神経を使います。私は，洗剤をつけてタワシでゴシゴシ洗ったあとに，必ず漂白剤も使います。これは，非常に面倒です。でも，包丁でなく，ハサミを使えばまな板が必要ないので，その手間が省けるのです。

今日ドキッ！～家事チャレ「腸活料理」　麹とは・・・。

鶏ムネ肉のよさは，高タンパク質で低カロリー。でも、難点は，パサパサモサモサすること。それをカバーしてくれるのが麹（こうじ）です。

麹は，あまり料理をしない方は，扱ったことがないかもしれませんが，どこのスーパーにも必ず置いています。蒸した米に麹菌を繁殖させたものです。スーパーで売っている乾燥麹は，麹菌はもう死んでしまっているのですが，それは，問題なしです。今，鶏ムネ肉のために麹から欲しいのは，生きた麹菌ではなく酵素だからです！！もちろん,死菌も摂取したら腸内の善玉菌のエサになりますので今回のテーマでもある「腸活」に役立ってくれています！！

今日ドキッ！～家事チャレ「腸活料理」　酵素はハサミ！

麹には麹菌が出してくれた酵素がたっぷり含まれています。酵素は，ハサミだと思って下さい。実は，この酵素というハサミ，私たちも持っています。そう，唾液や胃液などの消化酵素です。食べたものをジョッキジョキ分解してくれますよね。

麹菌のもつプロテアーゼという名のタンパク質分解酵素は，お肉のタンパク質をジョキジョキ切ってくれるので，お肉が柔らかくなるのです。そして，タンパク質というのは，アミノ酸がくっついてできていますので，それが酵素によりバラバラにされると一つ一つのアミノ酸になるわけです。アミノ酸というのは，そう，旨味です。

麹を使えば，お肉が柔らかく美味しくなるというわけです。