日本酒好きな私は,「上川大雪酒造」さんのお酒の大ファンです。なんと先日,いつもお世話になっているK先生がご縁をつなげて下さいまして,蔵に行くことが叶いました。そのことについては,後日,きちんと詳細をご報告したいと思います!!
今回は,上川町の帰り,K先生の知り合いの美瑛の農場でジャガイモ掘りをさせていただきました,というお話。
じゃがいも掘りは久しぶりです。6年理科で,「じゃがいもの葉をヨウ素液につけて,デンプンを確認して光合成を学ぶ」という単元がありました。教員時代,5回6年生の担任をしているので,最低5回は子どもたちとジャガイモを育てて,理科の実験をして,いも掘りをして家庭科の調理実習で食べるということはしてきています。でも,きちんとしたプロが育てた畑でというのは,はじめてかも・・・。
枯れた茎を引き抜いたら,ゴロゴロと立派なじゃがいもが出てくる出てくる。好きなだけ持って行っていいと言われると,ついつい獲りすぎてしまうのよね。楽しいし。頭の中は「北の国から♪」が流れている。トラクターを見ると草太兄ちゃんの姿を重ねてしまう(笑)。
今回は,アンドーバー・さやか・男爵・キタアカリの4種をいただいてきました!!アンドーバーとさやかはあまり聞き馴染みのないイモですよね。それもそのはず,ポテトチップス用の品種だからです。一般用にはめったに流通していないと思います。淡泊な味で,揚げると美味しく,また焦げにくいから向いているそうです。
帰ってきて,料理好きな方々にお裾分け。そして私は,1週間毎日ジャガイモ料理をつくろう!と決めました。
Challenge to the POTATO cooking!
やはり,初めてのアンドーバーとさやかをまずは使ってみたい!!
アンドーバーV.S.さやか
見た目では見分けがつきませんが,食べても違いがわかりませんでした(笑)。考えてみたら,カルビーポテトチップスを食べていて,昨日と今日の品種違う!!とか思わないですよね。わからないように似た品種を使っているのだから,素人がわからなくて正解なのだと思いました。
でも,やはり,美味しいですね。すごくぜいたく感のあるポテトチップスでした。焦げにくいというのもわかりました。しばらく高温の油に入れていましたが,汚い焦げ方はしませんでしたよ。さすが選ばれしもの!!
農場のみなさま,楽しさ&美味しさを分けていただき,本当にありがとうございました!!
ああ・・・「毎日発酵生活」のカテゴリーに入れている今日の文章ですが,まだぜんぜん発酵の話をしていないですね。すみません!!じゃがいもに発酵は関係ないです(でも,じゃがいもには,デンプンというかたちで糖が含まれているので,発酵させてお酒をつくることが可能です。たとえば,ウオッカとか。じゃがいも焼酎も北海道にはあります)。
ポテトチップスと言えば,コーラ!でも大人ならビール!ですよね!!
静岡のベアードブルーイングのIPAを合わせましたよ。
IPA
ビールは,麦芽の糖を酵母菌がエサとして食べてアルコールと二酸化炭素を出すことで,つくられます。香りや苦み,きめ細やかな泡のためにホップも欠かせません。
昔は,ホップは,腐敗防止のために使用されていました。ハーブが虫を寄せ付けないというのと同じです。IPAは,18世紀末に,イギリスから植民地のインドに住むイギリス人にペールエールというビールを運ぶために腐敗防止でさらにたくさんホップを加えてできたビールです。India Pale Ale(インディア・ペールエール)でIPAとなったわけです。
現在は,腐敗防止のためではなく,よりホップを楽しみたい人向けのビールと言ってよいと思います。私は,夏はIPAばかりを探して飲んでいますよ。シトラス系の香りを放つホップが好みです。このIPAは,まさにそれ!!
ポテチとビール・・・うんまいっ!!
残ったのは,背徳感のみ・・・泣。