こちら,札幌の西区にあるアンチェインドベーカリーさんのパン。
私は,もともとハード系のパンを好んで食べます。こちらの天然酵母パン大好きなんですよ~。シンプルなカンパーニュとか,ドライフルーツたくさん入っているパンとか♡。
今回は,めずらしく総菜パンを。これもまた上に乗っているお総菜がすごくていねいにつくられていて絶妙な美味しさでした。
天然酵母パンづくりは,手間がかかる
現在は,家庭や大きな工場で作るパンは,たいていイーストを使います。イーストと酵母って本当は,同じなんですよ。
イースト(英語)=酵母(日本語)ですから。
なぜか,日本では,天然酵母でないほうをイーストと英語で言う(いや,イーストという言葉が先で,天然酵母をナチュラルイーストと言いたくなかったのかな)。日本でパン作りに使われるイーストと呼ばれるものは,パンに適したエリートの酵母を純粋培養したものです(身体に悪い物と勘違いされている方もいますが,まったくそうではありませんよ。天然酵母もイーストも身体によい悪いの差はありません)。
イーストのよさはエリート酵母ですから,確実に短時間で膨らむということです。
それに対し,
天然酵母は・・・
干しぶどうなどについている天然の酵母を利用するので,どんな酵母なのかどんな発酵をしてくれるのか,それを見極めて扱わなければならないので,手間と時間がかかります。パン用のエリート酵母なわけではないので,短時間で膨らむわけでもありません。その代わり,いろんな種類の酵母,あるいは乳酸菌なども混ざり合い,複雑な味や香りを醸し出します。
ですから,イーストでつくったパンと天然酵母でつくったパンは他の材料を全て同じにしたとしてもまったく味わいが違います。どちらが好きかは人それぞれの好みです。天然酵母パンにはたいてい酸味があり,イーストのパンはふんわりしているので,お子様はイーストのパンのほうが好きかもしれませんね。私は,家族がふわふわの食パンを食べている横で,カッチカチのフランスパンをかじっている変な子でしたが(笑)。
あ,先に,酵母とイーストの違いを語ってしまいましたが,そもそもどんな菌かと言いますと・・・。
酵母(イースト)のはたらき
酵母(イースト)は,菌です。酵母=酵母菌=イーストです。基本的に,どれも同じものを指します。
酵母の菌たちは,「糖を食べて,ニ酸化炭素(炭酸ガス)とアルコールを出す」という働きをします。この菌の働きで,パンだけでなく,そう,お酒がつくられますね。
ちなみに,酒造りのときには,純粋培養したものを使ったとしても,イーストと呼ばずに,酵母と言いますね。
この酵母菌たちがいなかったら,私たちの食生活はずいぶん寂しいものになっていたことでしょうね。世界からパンも酒も消えるということ・・・。日本からは,味噌も醤油もみりんも酢も消えます。