なんでも発酵!!~アメトーク「旧車芸人」私はpaoが忘れられない

日産PAO

発酵オタクの私は,何を見ても発酵と結びつけて考えるクセがあります。

このコーナーは,私,土方が日常のなにげないところでみつけた発酵をテーマに,私の脳内で広がった発酵ワールドを文字におこしたものであります(けっこう自己満足のマニアックな話になることも多々です)。

今日のテーマは,「私はpaoが忘れられない」です。

すみません・・・今日の話・・・車に自分なりのこだわりがある方にしかわかってもらえない話です。発酵の話と関係ない?・・・いえ,そういうわけでは・・・えーっと,最後に。

 

自分の家に置くもの 持ち歩くもの 車・・・

とにかく自分の所有物にはこだわりがあります。

人がすすめるからとか,人気があるとか,多くの人が憧れているからとか・・・そういうものはいっさい選ぶときの基準には入りません。基準は,自分がときめくかどうかだけです。

なんで,こんな話をするかというと,先日のアメトークが「旧車大好き芸人」で,かつての私の愛車「日産PAO」を思い出したからです。

日産PAO

今からPAOとドライブ!!って感じかな?

もう,乗ったらね,内装も好みすぎてウキウキするの。マニュアル車というのも,一体感があってたまらない。・・・が,中古車というより旧車の域に入っていた車の宿命・・・とにかくよく壊れる。壊れる度に,修理代にビクビクですよ。最後は,エンジンを取り替えなければならなくなって,諦めました。手放すときは泣きました。

日産PAO

運転席からの眺め~いいでしょ~♪運転しながら,この感じが目に入ってくるってテンション上がる~♪ ちなみに車の中に物を飾ったりはしない派です

PAOに代わる心ときめく車がなかなかみつからなくてね・・・,仕方なく,これならありかなとBMWのミニクーパーに・・・。でも,やはり,PAOみたいに乗っていてウキウキしないし(ごめんね,ミニ。初恋のPAOを忘れられなかっただけなの笑),めちゃくちゃこれも壊れたので(BMWさんの名誉のために言いますが,最近のものはきっと壊れない,きっとね),わりとすぐに手放しました。

BMWミニクーパー

手放すと決めて,MINIとのお別れ旅へ

現在乗っている3台目は,かわいらしいこれも外国車ではありますが,まあまあ壊れません(笑)。愛着も出てきました。別に,外国車へのこだわりはないのですよ。いいなあと思ったデザインがたまたま外国車だっただけ。本当なら,もう一度,日産PAOに戻りたいのですから。

もしね,よくステイタスで乗るような高級車を誰かがくれると言っても,私はいらないんです。そこに魅力は全く感じないから。

あ!

あ~~~っ!!うそ,うそ,うそ!!ちょっと待って!高級車,くれるというのならやっぱりいただきます!!!もらったあとは,自由にしてよいのならばね。すぐに転売して,日産PAOを探し出して買って,エンジンなど内部を全部新しくして,表面の錆もきれいにとってキレイにして,死ぬまで大事に乗る~~~!!!

ものの価値を決めるのは他人でなく自分なのです。

でもね~,それほど好きで買っても,ぜんぜん洗車しないのよね~(笑)。洗車の頻度って圧倒的に男性の方が高くないですか?

 

やっと発酵の話

で,そもそもどうしてPAOの話をしたかというとpaoって中国語で,包むの意味で,遊牧民族の移動式住居の名前から命名したそうなのですが,それとは別に,ポルトガル語でこんな意味がある言葉なのです(ポルトガル語のpaoは,aの上がつきます→pão)。

「小麦粉・ライ麦粉などを原料とし,少量の塩を入れて水でこね,酵母で発酵させてから天火などで焼いた食品」

・・・あ,つまり,パンのことか。

PAO PAN ポルトガル パン 鉄砲伝来 酵母 発酵  

日産PAOを思い出しながらpaoを食べる・・・

paoと調べていて発酵という文字が出てきたことに感激したのでした!!

すみません。これをお伝えするためだけの長い長い旧車についての前振りでした(笑)。

 

paoへの愛はぶれない。

発酵への愛もぶれない。

pao発酵は私の人生の中でなんとつながっていたのだった!!(大げさ)

 

補足ですが,日本語のパンの語源はポルトガル語なのですね。日本にはじめてパンが伝わったのは,1543年種子島に漂着したポルトガル人によってです。1543年?種子島?ポルトガル人?このワードでピンとくるでしょ? そう!!鉄砲伝来と一緒なのです。鉄砲伝来は,その後の戦(いくさ)に大きな影響を与えたものだから教科書に載るけれど,パンは載らないかあ・・・。その後の日本人の主食に影響を及ぼすものだからパンの伝来も大きな出来事だと思うのだけれどね・・・。